このモードは、連番を付加するモードです。
桁が溢れそうになったら、自動的に増加します。(99 → 100)
始めに 0 を付けておくこともできます。(01 , 0001 など)
文字と数字が混在していれば、最後にある数字(群)が連番の対象となります。
例:
a100 (a100, a101, a102, …)
10-20-A (10-20-A, 10-21-A, 10-22-A, …)
置換後の文字には、一部以下のような特殊文字が使用できます。
文字 | 解釈 |
\f | 変更前ファイルがあるフォルダ名 |
\s | ファイルサイズ |
\: | ファイルサイズ(\sと同じ) |
\e | 変更前ファイルの拡張子 |
\u0000〜\uffff | Unicode文字 詳しくは Unicodeの扱い を参照 |
ボタンを押すと、別のウインドウが開いて、簡単に連番の前後の文字や開始の数字の設定ができます。
"OK"を押して閉じると、メインのボックスに反映されます。
書き方は、下の入力例を参考にしてください。
まず、文字入力ボックスに
と入力したとします。
連番対象は自動的に最後の数字群、つまり"005"の部分になります。
例として後ろに追加 を選ぶと、
abc.txt → abc_[005].txt
d.doc → d_[006].doc
vwxyz.doc → vwxyz_[007].doc
・・・・・
のようになります。
フォルダごとに連番 にチェックを入れると、フォルダ単位で連番を付与できます。
例えば、写真を日付ごとに分けたフォルダに入れていて、ファイル名に同じ規則で連番付与する場合、
複数のフォルダをリストに読み込んでも1回でフォルダごとに _001 _002 のような連番を付与することができます。
あらかじめリストをフォルダ名順に並び替えておく必要はありません。
連番の振り直し
連番が飛び飛びになっているファイル名に対して、特に複雑な指定をせずに連番を振り直すことができます。
前提として、同名アイコン時、および実行中に同名が見つかった場合 の設定で、連番を付加する の設定にしておく必要があります。
a00, a01, a04, a04b という4個のファイルに対して
a01 から始まる連番を 新しい名前に+元拡張子 を選ぶと、
a01, a02, a03, a04 にリネームされます。
上の例では、最初の a00 が重複回避のため a01(1) のような連番が付与されますが、
全ての処理が終わった後に、a01(1) → a01 に再度リネームできるか試み、可能ならリネームされます。
結果的に、連番の振り直しがされることになります。
変更UnDoも逆順で実行されるので、元に戻ります。
連番の対象となる範囲を確実に指定するには、< と > で数字(または英字)を囲みます。
(< と > はいらないケースがほとんどでしょう。)
+(数字) で、増分値を指定できます。(デフォルトは1)
以下に、入力例を挙げます。連番対象の数字を赤で示しています。
通常の連番(数字以外の文字があってもOK)
1_1b と入力 :
1_1b, 1_2b, 1_3b, ...
範囲指定(連番にしたい箇所の後ろに数字があるため、直接指定します)
<1>_1b と入力 :
1_1b, 2_1b, 3_1b, ...
増分値指定(いくらずつ増えるかを指定します)
19-<00+5> と入力 :
19-00, 19-05, 19-10, ...
初期値の省略(デフォルトは1)
<+5>-3 と入力 :
1-3, 6-3, 11-3,...
初期値、増分値の省略(デフォルトはともに1)
<+>_of_10 と入力 :
1_of_10, 2_of_10, 3_of_10, ...
マイナスの増分値
a<10-2> と入力 :
a10, a08, a06, ... , a00, a00,a00,...
アルファベットの連番
x_<a+1> と入力 :
x_a, x_b, x_c, ... , x_z, x_aa, x_ab,...
アルファベットの連番で マイナスの増分値
R<aw-2> と入力 :
Raw, Rau, Ras, ... , Ra, R, R,...