リネームする対象ファイル(フォルダ)を、2段階で絞り込む(フィルタリングする)ことができます。
最初の段階は、[オプション]-[フィルタ]による絞り込みです。
ここでフィルタリングされて対象外となってしまうと、リストに表示されません。
[設定4(フィルタ)]を参照
次の段階は、絞り込みボックスによる絞り込みです。
ここで対象外となってしまうと、禁止のミニアイコン[]が付きます。
ここでは、この2段階目の絞り込みについて説明します。
絞り込みの方法
リストにファイルを読み込ませた状態にします。
ウインドウの左端に、絞り込みボックスがあります。
ここに何か文字を入れると、その入れた文字を含むファイルのみが実行の対象となります。
Windowsのエクスプローラに付いている検索に似てるので直感的に使えます。
ワイルドカードが2種類使えます。
(*…0文字以上の任意の文字、?…任意の1文字)
半角スペースで複数指定できます。 (最大16個まで)
先頭に ! を記述すると、フィルタの意味が反転されます。
絞り込みの例
例1 p と入れると、p、11p.txt、xxx.jpg 等が対象となります。
(*p*と入れても同じです。)
例2 p* と入れると、p が対象となり、11p.txt、xxx.jpg は対象外となります。
例3 *p*.* と入れると、p、11p.txt が対象となり、xxx.jpg は対象外となります。
例4 *.jpg と入れると、全ての.jpgファイル が対象となります。
例5 b e* と入れると、abc.txt、e1.txt が対象となり、d.txt、cde.html は対象外となります。
例6 !b e* と入れると、d.txt、cde.html が対象となり、abc.txt、e1.txt は対象外となります。
特殊な絞り込み「リスト選択」
リスト選択 と入力するか、ドロップダウンからリスト選択を選ぶと、
リスト上で反転選択した行のみがリネーム対象となります。
Ctrlキーを押しながらクリックすると、複数の行を選択できます。
リストされているファイルのうち一部のみをリネームしたい場合に便利です。
注意事項
・正規表現は使えません。
・aaやbbを含むがccを含まないファイル名、といった複雑な指定はできません。
・変更UnDoのリストでは絞り込みができません。
・絞り込みの文字をマクロに記録することはできません。