変数・定義

 main.h ファイルや、 main.cの上の方を見てもらうと分かりますが、さまざまな変数や、定義があります。 これらのうち、使えそうなものをいくつか紹介します。

変数・定義  説明
STATUSWIDTH1?〜1024?ステータスバーの右側の横幅
USEBUTTON0〜8表示されるボタンの数
mypath"(絶対パスの文字列)"自分自身のあるフォルダ(C:\\windows\\)
settei1TRUE(1), FALSE(0)何かに使える設定1
settei2TRUE(1), FALSE(0)何かに使える設定2
settei3TRUE(1), FALSE(0)何かに使える設定3
WINWIDTH500起動時のウインドウの横幅
WINHEIGHT330起動時のウインドウの高さ
VERSION"ver1.0"バージョン
THISNAME"スケルトンダイアログ"このソフトの名前

これらの値は、書き換えても大丈夫だと思います。まあ、いろいろ試してみて下さい。 settei1〜settei3は、メニューバーの[表示]-[設定]を選んだときに出る、 3つのチェックボックスに対応しています。このチェックボックスのチェック状態は、 このソフトを終了させるときに保存されません。起動時にチェックのON/OFFを設定するには、 Init 関数内で行います。単に、settei1=TRUE; settei2=FALSE; などとするだけです。

 た、使えそうなマクロもいくつか紹介します。

マクロ  説明
EnableButton(int n, BOOL yesno) ボタンの使用可不可の設定
n:ボタン番号(1〜8)
yesno:可 YES(1)、不可 NO(0)
Buttontext(int n, char *str) ボタン上の文字の設定
n:ボタン番号(1〜8)
str:文字列
IsMultiByte(buf, n) 指定した文字が2バイト文字の1部かどうかチェック
buf:バッファ
n:バッファの先頭から何バイト目の文字か
戻り値:0(1バイト文字), 1or2(2バイト文字)

IsMultiByteは、ややこしそうですが、そうでもありません。
例えば配列 str"abcでござる" という文字列が入っているとき、 str[4] が2バイト文字かどうか知りたければ、
if( IsMultiByte(str, 4) )
   Printf(DISP, "2バイト文字です。");
などとすればいいだけです。



 で紹介した変数などの値は、 いろいろ書き換えても大丈夫だと思います。まあ、いろいろ試してみて下さい。
 あ、大事なことで書き忘れていたことがあります。 今まで出てきた Printf や Input** などの関数や、上で紹介しているマクロや変数は、 Windowsが標準で用意しているものではありませんよ。私が用意したものです。 自分で全部 Windowsプログラムを書くときには、Printf(); なんて書かないで下さいね。
「なんだよ、だまされた〜」
ええっ、だましたつもりはないんですけど。(^^;

これで、説明は終わりました。とうとう次で最後の締めです。

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