"タイムスタンプ" モード

このモードでは、ファイル名を変更しません。
ファイル作成日時、ファイル更新日時の属性を、指定した日時に変更するモードです。

下の7つから選択します。
・作成日時を指定
・更新日時を指定
・作成日時と更新日時を指定
・作成日時を更新日時に合わせる
・更新日時作成日時をに合わせる
・作成日時の時差調整
・更新日時の時差調整
作成日時を指定、更新日時を指定、作成日時と更新日時を指定 を選択した場合

既に設定されているファイルの作成日時、更新日時とは関係なく、指定した日時に新しく設定することができます。
作成日時を指定 を選択すると、更新日時の方は変更されず元のままとなります。
更新日時を指定 を選択すると、作成日時の方は変更されず元のままとなります。
作成日時と更新日時を指定 を選択すると、作成日時と更新日時の両方が指定した同じ日時に変わります。

作成日時と更新日時を指定したいが、それぞれを別の日時にしたい場合は、作成日時を指定更新日時を指定 を1回ずつ実施してください。

表示された日付と時刻のボックスで、設定したい日付と時刻を選択、あるいは入力します。

現在時刻
のボタンにチェックを入れると、今の時刻(Windowsの時計の時刻)がリアルタイムに表示されます。

秒ずつ増加
というボックスがありますが、これは、いわゆるタイムスタンプの連番機能です。
普通は 0 か 空のままで良いです。
ここに例えば 1と入れると、リストの上から順に、時刻が1秒ずつ加算されていきます。
最大値は 604800 秒です(ちょうど1週間)。

作成日時を更新日時に合わせる、更新日時作成日時をに合わせる を選択した場合

作成日時を更新日時に合わせる を実行すると、作成日時が更新日時と同じ日時に変更されます。 更新日時の方は変わりません。

更新日時を作成日時に合わせる を実行すると、更新日時が作成日時と同じ日時に変更されます。 作成日時の方は変わりません。

全て日時が進む場合のみ日時が戻る場合のみ の選択が可能です。
例えば、作成日時を更新日時に合わせる + 日時が進む場合のみ を選択すると、
「作成日時: 2015/1/1 12:30:00、更新日時: 2015/2/2 11:20:00」→「作成日時&更新日時:2015/2/2 11:20:00
「作成日時: 2015/3/3 10:30:00、更新日時: 2015/2/2 11:20:00」→ 変更されない
のように、作成日時が進む場合のみ変更されます。

また、作成日時と更新日時を古いほうの時刻でそろえたい場合には、「作成日時を更新日時に合わせる + 日時が戻る場合のみ」「更新日時を作成日時に合わせる + 日時が戻る場合のみ」を1回ずつ実行します。

作成日時の時差調整、更新日時の時差調整 を選択した場合

作成日時の時差調整 を実行すると、設定されている作成日時を、指定した日数や時間分だけスライドさせることができます。

例えば、作成日時が 2015年1月3日 10時10分00秒 の場合に、
1日01:30:00 進める
とすると、作成日時が 2015年1月4日 11時40分00秒 に変わります。

進める の代わりに 戻す を選ぶと、その時刻だけ過去の日時に戻ります。
最大値は 366日 23:59:59 です。

JPEGファイルの撮影日時(Exif)情報は、タイムスタンプとは別に、ファイルの中にデータとして書き込まれています。
このデータを変更する機能はありません。

実行すると、タイムスタンプが変更されます。
ファイルのプロパティを見ると、変更されたことが確認できます。

作成日時 :    2015年1月10日、10:10:10
更新日時 :    2015年1月11日、22:22:22

ファイルシステムがFAT32の場合、時間を 12:08:11 としても 12:08:12 となり、偶数秒に切り上げられます。 これは、Windows の仕様です。