置換モードで正規表現が利用できます。DLLを入手することにより、Unicode対応の正規表現も利用できます。
正規表現処理には、babaq氏のBREGEXP.DLL を使用しています。
BREGEXP.DLL は 配布したzipファイルに含まれていて、allrename.exe と同じフォルダにあります。
同じフォルダにある状態で使ってください。
または、BREGEXP.DLL のみをシステムフォルダ(例:C:\windows\system32 や C:\WINNT\system32)に移動させても構いません。
DLLファイルは、お〜瑠璃ね〜むの起動時には読み込まれません。(起動の高速化のため)
置換モードで「正規表現」にチェックを入れ、実行した時に初めて読み込まれます。
正規表現のメタ文字のうち \a,\c,\e,\t,\n,\r は解釈されないよう、DLLの関数呼び出し前に \ のみ削除しています。
置換後の文字の\f はフォルダ名、\sと\: はファイルサイズとして解釈するようにしています。
BREGEXP.DLL はUnicodeには対応していませんので bregonig.dll を利用します。
bregonig.dll は、babaq氏のBREGEXP.DLLをベースにして K.Takata氏が鬼車エンジンを正規表現に使用したDLLです。Unicodeに対応しています。
bregonig.dll は同梱してませんので、もし利用したい場合は K.Takata氏のサイトにて入手してください。
2019年6月現在、googleで "bregonig.dll" を検索するとトップに見つかります。
[bregonig.dllを検索]
allrename.exe と同じフォルダ(またはパスの通ったフォルダ)に BREGEXP.DLL と bregonig.dll の両方が置いていれば、お〜瑠璃ね〜むは 正規表現の置換実行時にbregonig.dll を読み込みます。bregonig.dllがなければBREGEXP.DLLを読み込みます。
BREGEXP.DLLしかない状態でUnicode文字を置換しようとすると、リストに 「** DLL ERROR ** 非S-JIS文字検出」とエラーを表示します。