使い方(応用編)


[区切り]ボタン

1つのQRコードに含められる文字数には限界があります。文字種や文字の混在の仕方により違いがあります。
1つのQRコードの含められなかった場合は、自動的に区切られて複数のQRコードに分かれます。

しかし場合によっては、区切りの箇所を決めて複数のQRコードを作成したい時があるかと思います。
その場合には、区切りたい箇所にカーソルを置いて、[区切り]ボタンを押します。
詳しくは、[区切りについて] を参照


色変更

QRコードは、暗(基本は黒)と明(基本は白)で作成されます。ただし暗は黒と限定されていないため、他の色を指定してもかまいません。
色変更で、一番下の "選" を指定すると、[...] のボタンから好きな色を選択できます。
あまり淡い色を選ぶと、QRコードとして読み取りが困難なQRコードになりますので、注意してください。


大きさ変更

スライドバーをスライドさせると、QRコードの表示サイズが変わります。
小さい順に、1セル当たり、1ピクセル、2ピクセル、3ピクセルとなっています。
4つ目以上は、特に整数倍にはなっていません。


等幅テキスト表示

左下にある"テキストデータ"ボタンをクリックすると、等幅テキストが表示されます。
横幅は、デフォルトでは1行当たり全角10文字の機種に合わせています。 (オプションで調整できます)
アスキーアートの表示の確認や、実際にQRコードに含まれる文字の確認をすることができます。
また、文字数が多くて区切られている場合、1つのQRコードに含まれた文字を確認することもできます。
絵文字や表現できない文字は「○」と表示されます。


BMPファイル

QRコードのデータは、BMPファイルに保存することができます。
Ver2.6以前では、画面に表示されているイメージと保存するBMPファイルは差がありましたが、Ver2.7では画面表示のイメージそのままでBMPファイルとして保存されます。
また、Ver2.6以前では256色BMPでしたが、Ver2.7ではフルカラー(24ビット色)のBMPファイルです。


テキストファイル

QRコード用のテキストデータを、txtファイルに保存することができます。
また、文字ボックスに入力したテキストの全てを1つのtxtファイルに保存し、後で読み込ませることも出来ます。
詳しくは、[txtファイルについて] を参照


絵文字

絵文字は、キャリア毎に3種類の絵文字と、Unicodeの絵文字があります。
キャリアの絵文字はガラケー用です。スマホ(スマホアプリ)では文字化けします。
Unicodeの絵文字はスマホ用です。ガラケーでは文字化けします。(しない機種もあるかもしれません。詳しくは 文字化け を参照)

携帯電話以外のデバイスで絵文字を読み込んだ場合の動作は予測できませんので行わないでください。
絵文字ダイアログの[=]ボタンをクリックして[//]にしておくと、絵文字ダイアログが残りますので、連続して絵文字を選択できます。
使用した絵文字の履歴はキャリア毎に5個まで保存されます。

絵文字ダイアログにあるUnicodeの絵文字は、よく使うと思われる630種類を用意していますが、全体の一部であり、全ての絵文字を含んでいません。
そのため、「UTF-8(スマホ向け)」を選択して、Unicodeのコードポイントを [+0000] 〜 [+FFFD] または [1F000] 〜 [1FFFF] の形式で直接入力することで、絵文字ダイアログに用意されていない絵文字を入力することができます。
Unicodeにはバージョンがあり、easyQRではUnicode9.0までの一部のUnicode絵文字を含んでいます。Unicodeのバージョンが上がるごとに絵文字が増えていて、今後も増えていくと言われています。


絵文字履歴

絵文字ボタンを使用すると、絵文字履歴ボタンが右側に表示されるようになります。
この履歴ボタンを使用すれば、絵文字一覧のウインドウを開くことなく、絵文字が入力できます。
また、履歴ボタンの上に小さなボタンも表示されますが、これを押すとポップアップメニューが開き、 よく使う絵文字として固定させることや、場所の入れ替え、絵文字の変更、削除などが出来ます。


印刷機能

メニューバーかツールバーのボタンから、[印刷]を選択すると、印刷設定画面が開きます。
印刷するQRコードの大きさと、1枚に複数のQRコードを印刷するかどうかの設定ができます。
(印刷はおまけ程度に付けた機能ですので、あまり複雑なことは出来ません。)


メール作成の改行文字

[メール作成]モードでは、au,SoftBankのフォーマットはメール本文に改行文字(CR+LF)を含めることができません。 NTTドコモのフォーマットは、メール本文に改行文字を含められます。これらは仕様です。